毎日ブログ生活3164日目
今日は長男の15歳の誕生日です。
ただ、当の本人は昨日より
塾の受験対策合宿に
参加していて不在です。
3泊4日で志賀高原のホテルに缶詰になり、
合計40時間勉強してくるそうです。
人生で1回ぐらい、
そのぐらい朝から晩まで勉強した
という経験をするといいと思いました。
一皮むけて帰ってくることを
期待しています。
閑話休題
長男が合宿に行く前夜、
精神的にナイーブに
なっていました。
実はここ1か月ぐらい、
ちょっと精神的に病んでいるのかな
と思われることがちょくちょくあり、
様子を見守っていました。
今回発覚したのは
ここ1~2か月ぐらい
「死」について考えている
ということでした。
誰にも平等に訪れる死。
いくら愛していても
妻と一緒に死ぬことも、
息子と一緒に死ぬこともできません。
死ぬときは全ての人が
1人で逝くことになります。
死は万人に平等に与えられていて、
人はみな、生まれた瞬間から
死に向かって歩んでいます。
私自身も
確か中高ぐらいの時に
死について考えたら
怖くなって夜中に飛び起きた
経験があります。
それ以来、私は死について
あまり考えないようにしています。
眼をそらしている
と言ってもいいでしょう。
そんな死について
1か月も考え続けていたら、
それは病みます。
現代の日本にいると、
死と向き合うタイミングが
ほとんどありません。
親戚の葬式ぐらいです。
医療介護職や畜産系の仕事などでは
日常で死と対面するので、
私などよりも死生観を
持っているのでしょうか。
今も世界では
ウクライナとロシアの戦争や、
イスラエルとパレスチナの紛争などで
死が常に隣り合わせで
暮らしている人たちもいます。
しかし、良くも悪くも日本は
戦争から約80年遠ざかり、
病気や事故で死ぬ以外は
ほとんど死から遠ざかっています。
そうした中で、
死生観を身に着けたり
考えたりすることは
なかなかできないのかなと思っています。
海外では宗教より死生観を
考えることが多いようですが、
日本ではこうした宗教に対する
信仰も少なくなっており、
何か別の依って立つものが
いるのではないかと思いました。
最近読んだ本で
「人生の目的」
という本がありました。
この本だと、
死や人生に対する考え方は
秀逸だと感じましたが、
肝心の目的部分が
「阿弥陀仏にすがりなさい」
というニュアンスで、
一気に宗教的になるので
個人的には微妙だと思いました。
ただ、宗教を否定しているのではなく、
やみくもに信仰することには懐疑的です。
古来日本では死後の世界を
「黄泉」と言います。
仏教では「極楽」
キリスト教では「天国」
と言います。
古くから「輪廻」の考え方も
根強くあります。
ただ、根拠はどこにもありません。
死後の世界から戻れる人は
誰1人としていないため、
誰にも証明できません。
しかし、逆に言えば、
「死後の世界がない」とも
現代の科学で証明できていません。
ということは、
「死後の世界がある」
ということにしておいた方が、
都合が良いのではないかと
私は思います。
「死後の世界がある方が都合が良い」
という考え方は、
漫画「葬送のフリーレン」で
僧侶ハイターが話していた内容です。
また、
「人は死ぬのだからこそ、
生きている時間を大切にしよう」
という考え方も多いです。
昔読んだ「ダイの大冒険」
という漫画では、
今回の長男と同じように
死ぬのが恐くなって飛び起きた
幼少期のポップ(主人公の友達)
に対して母親が
「だから一生懸命に生きるのよ」
といった話をしていたと思います。
原始仏教には
「今をここに生きる」
という考え方があります。
今、この瞬間に集中して生きることこそが
悟りを開くことであるという考え方です。
昔一時期、
小池龍之介という僧侶の本を
読んでいた時期があります。
これらの本には
原始仏教の教えが書かれており、
原始仏教には
「今、この瞬間に集中して生きる」
ことの大切さが説かれています。
すべての雑念を捨て
「今ここに集中して生きる」
ことが邪念を振り払い
生きるために良いと私は思っています。
また、最近知った言葉で
良いなと思っているのは
マハトマガンジーの以下の言葉です。
「明日死ぬかのように生きよ。
永遠に生きるかのように学べ。」
以前よく読んでいた
「地上最強の商人」も
第5巻に
「人生最期の日と心得て生きる」
というテーマの章がありましたし、
最後の10巻目のテーマは
「祈り」でした。
「地上最強の商人」は
キリスト教の影響を
色濃く受けているので、
キリスト教っぽい
死生観となっています。
誰もが死ぬのは怖い。
その怖いという感情があるからこそ、
今を懸命に生きようとするのだと
私は思います。
自分の生き方や志(自己マスタリー)について
考える講座では、
「人生でやりたいことリスト」
を作りなさいとよく言われます。
人生は1回きりだからこそ、
「人生でやりたいことリスト」を作って
優先順位をつけて取り組むことにより、
死ぬまでの期間に悔いを残さない、
後悔しない生き方ができるのかもしれません。
死生観については
正解はありません。
自分なりに納得のできる考え方を
見つけるしかありません。
私自身は
「死後の世界は存在する」と思う(方が都合が良い)
「今、この瞬間に集中して生きる」
「やりたいことを明確にする」
ということをやっていきたいなと思いました。
今回のブログは
長男へ送るブログです。
長男の参考になれば幸いです。
それではまた明日~
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