お金と人事のコンサルティング岩田事務所
〜会社の成長と社員の幸せの両立〜

社内の衝突を避けるために事前に「私たちの価値観」を作りましょう

経営理念

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毎日ブログ生活3134日目

 

 

 

今日は中3の長男が最後の

水泳西尾張大会に出場しました。

 

 

200m個人平泳ぎと

400m団体フリーリレーです。

 

 

残念ながら県大会には

出場できませんでした。

 

 

それでも、

自己ベストを更新できたと

喜んでいました。

 

 

 

あとは、8月4日の

引退大会のみとなりました。

 

 

 

長男の中学校生活も

1つずつ終わりを迎えます。

 

 

 


 

 

 

閑話休題

 

 

 

先日、ある経営者が、

「中途で入ってくる社員と、

既存の社員がうまく

やっていけるかどうかが心配だ。」

という話をされていました。

 

 

 

中途で入ってくる社員は

同業でバリバリ経験してきた

中堅社員です。

 

 

 

その中途社員より

10歳以上若い既存社員が多く、

ちゃんと一緒にやっていけるかに

不安があるということでした。

 

 

 

特に、今の若い人たちの価値観と、

私よりも上の年代の人の価値観だと、

 

仕事に対する考え方が違い、

問題が起きるのではないか

 

と危惧されていました。

 

 

 

これに対しては、

私がお勧めするのは

会社の価値観、バリューを

みんなで決めることです。

 

 

 

社長の価値観、

中途社員の価値観、

既存社員の価値観、

みんなバラバラです。

 

 

 

さらに言えば、

既存社員も全員、

違う価値観を持っているはずです。

 

 

 

会社の中で、

それぞれの社員が、

「私の価値観」で判断するから

衝突が起こります。

 

 

 

これを回避するには、

「私たちの価値観」

を作る必要があります。

 

 

 

「私たちの価値観」のことを、

バリューと呼びます。

 

 

 

バリューとは、

経営理念を構成する3つの要素の1つであり、

会社のこだわり、価値観、行動指針に該当します。

 

 

 

会社の一員として判断する際の

判断基準となるものです。

 

 

 

例えば、「1億円稼ぐ」という目標があるとします。

 

 

 

そのために、「オレオレ詐欺をやる」というのはどうでしょうか。

 

 

 

確かに「1億円稼ぐ」だけが目的目標なら、

そういう犯罪のような選択肢も出てきてしまいます。

 

 

 

しかし、多くの方はそんなこと考えません。

 

 

 

そうです、多くの人には

「犯罪をしてはいけない」

という価値観があるからです。

 

 

 

つまり、目的目標を達成しようとするときに、

「これだけは外せない!」という「こだわり」こそが、

バリュー・価値観と呼ばれるものです。

 

 

 

このこだわり、価値観を

すべての人が持っていて、

そして、全員バラバラです。

 

 

 

だからこそ、そこにいるメンバー全員の

「私のこだわり」を持ち寄って、

「私たちのこだわり」を決めていきます。

 

 

 

「私たちのこだわり」を

いったん決めたのであれば、

 

 

「『私のこだわり』では

○○という選択をするが、

 

『私たちのこだわり』では

△△という選択をするのが正しいので、

 

会社の一員として△△を選択する。」

 

 

という判断ができるようになります。

 

 

 

例えば、冒頭の中途社員が

「仕事は人生のすべて。

1分1秒惜しんで懸命にやるもの。」

という価値観を持っており、

 

若手社員が

「仕事は生活の一部で、

自分の時間を大切にしたい」

という価値観を持っているとします。

 

 

 

この場合、お互いの価値観で

判断すると、問題が頻発します。

 

 

 

お互いの前提条件が違うので、

議論がかみ合わないことも

出てくると思います。

 

 

 

しかし、

あらかじめこれらの価値観を

お互いに一旦さらけ出して、

 

相手の価値観を認識し、

私たちの価値観を一緒に考える

 

という工程を踏めば、

お互いの議論の前提が違うことが

よくわかるはずです。

 

 

 

この工程を踏んで、

「私たちの価値観」として、

 

「仕事は生活の一部。

仕事の時間中は1分1秒惜しんで全力で稼ぎ、

その稼ぎでオフを充実させる」

 

というような価値観を決めたとしましょう。

 

 

 

すると、

若手が終業時間を過ぎたら

帰っていくのをみても

中途社員が不満を募らせる

ことはないでしょうし、

 

若手社員もオフを充実させるため、

オンの時間は全力で仕事をしよう

とするでしょう。

 

 

 

このようにして、

自分の価値観、相手の価値観の

良いところ、最大公約数の部分を持ち寄り、

「私たちの価値観」を決めることを

強くお勧めします。

 

 

 

そして、作りっぱなしでは

全く意味がありません。

 

 

 

作ったら必ずその価値観を見ながら

判断することを従業員に徹底していきます。

 

 

 

すると、それぞれの社員が

自分で考えて行動することが

できるようになります。

 

 

 

自主的自立的に動く社員

というのは、「私たちの価値観」が

あらかじめ決まっているからこそ

達成できるのです。

 

 

 

 

会社の中の衝突を避け、

自主的自立的に動く社員を作るため、

「私たちの価値観」を

ぜひみんなで決めていきましょう。

 

 

 

それではまた明日~

 

 

 


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名前 岩田 健一
住まい 愛知県

Profile

会社の成長と社員の幸せの両方を大切にしたい社長に、 元信用金庫職員、元調剤薬局経理職のキャッシュフローコーチとして お金と人事のコンサルティングで 一流の誠実さを目指しながら
笑顔あふれるつながり作り、会社づくりに貢献する リレーションシップパートナーの岩田健一です。

お金と人事のコンサルティング 岩田事務所 所長

心理学科卒業、 元信用金庫職員、 前調剤薬局経理職の 社会保険労務士資格をもつ 「お金」と「人事」の 経営コンサルタント。

想いの言語化と 経営数字の見える化の コンサルティングを行なう。

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