毎日ブログ生活1438日目
パワハラ防止指針や
安倍首相の在職日数が
話題ですね。
特にパワハラ防止指針に
合せるように
トヨタのパワハラ自殺や
パワハラで退任した
至学館大学の女子レスリング部
元監督栄氏の復帰など、
パワハラ関連の記事が並びます。
それに引き替え、
今回の相撲は
あまり面白くないですね~
閑話休題
せっかくなので
パワハラの話をしようと思います。
パワハラ防止法や
パワハラ指針の内容などは
弁護士や他の社労士にゆずります。
情報的なものは
探せば出てくるでしょう。
それよりも
私が伝えたいのは
パワハラがなぜ起こるのか
ということです。
そもそも
パワハラが起らない
社会を作れば、
パワハラ防止法など
必要ないわけです。
そのためには、
パワハラがおこる
構造的な問題を
考える必要があります。
パワハラの根本的な原因は
過去の成功体験にある
と私は思っています。
よくあるパターンは
スポーツです。
今回復帰することになった
至学館大学の栄氏や、
当時話題になった
体操の塚原夫妻などは
典型的に
このパターンだろうと
私は思っています。
自分がやってきて
成功したやり方を
正しいと信じて
それを人にも押し付ける。
これが、
パワハラの原因であり、
長時間労働、
サービス残業などの
原因でもあります。
この人たちに
悪意はありません。
自分が正しいと信じていることを
そのままやっているだけですから。
それが相手のためになると
彼らはまじめに信じています。
このメンタルモデル
(固定観念、価値観)が
構造的な問題を
生み出しています。
というメンタルモデルがあって、
それを人にも
押し付けようとするから
相手がパワハラと感じる
わけです。
確かに、彼らのやり方が
通用する時期もありました。
その時期も長かったのでしょう。
しかし、
徐々に時代は
変わっています。
過去の成功体験の延長で
なんとかうまくいっていたうちは
いいのですが、
時代の移り変わりとともに
そのやり方は徐々に
通用しなくなってきています。
にもかかわらず、
時代の変化に気づくことができず、
過去の成功体験(固定観念)を
引きづったまま
ここまで来てしまいました。
その時代のひずみが、
パワハラという形で
表面化しています。
時代背景や
社会の風潮や構造が
変わっているのに
過去の成功体験、
過去の価値観、
過去の固定観念に
しばられる・・・
これがパワハラに代表される
数々のゆがみ、ひずみの原因です。
それではどうすれば
パワハラなどの問題を
なくすことができるのか。
それは、
自分のやり方は
間違っているかもしれない
とつねに疑い続けることです。
今までの成功体験を
いったん脇に置いておいて
一歩引いて
自分自身を客観視する
必要があります。
そして、
自分の意見は言っても
それを相手に強要しない
さらに、
相手の意見も聞く
ということが必要です。
そのためには、
自分は間違っているかもしれない
自分は正しくないかもしれない
という心構えでいる必要があります。
相手の固定観念、
相手の価値観を
傾聴する必要があります。
自分がなぜそのような
価値観を持っているのか、
その背景まで語る必要があります。
こうした
相手の価値観も尊重しつつ
自分の価値観も伝える会話を
対話(ダイアログ)と言います。
自分の価値観が正しいと
決めつけるのではなく、
疑いながら、
人の価値観も聞く
ということが
求められています。
それではまた明日~
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