毎日ブログ生活2562日目
今朝、家を出ようとしたら
フロントガラスが凍っていました。
今朝はマイナス1度になるという話でしたので、
ひょっとしたら凍るかもしれないなと
思っていたら案の定でした。
冬至を前にして、
本格的な冬がこれから始まりますね。
閑話休題
ある経営者の
娘さんから聞いた話です。
社長が仕事を手放さない
という話をされていました。
社長に言わせると、
後継者が育たないから
渡せない
ということのようです。
こうした話は日本中で
起きています。
社長が手放さない
↓
後継者が経験できない
↓
後継者が育たない
↓
社長が不安になる
↓
社長が手放さない
という単純な
負のスパイラルが描けます。
社長が不安を感じて
仕事を手放さない限り、
同じことがずっと続きます。
後継者が成長したら手放す
というのは、
このループを繰り返している限り
いつまで経っても叶いません。
ではどうすればいいのか。
方法は2つあります。
1つは、
後継者をきちんと計画的に教育する
方法です。
もう1つは、
後継者を信頼して手放す
方法です。
前者で行う場合、
成長の6ステップを
どのように登ってもらうのかを
計画して時間をかけて
育成していきます。
経営者として必要なスキル、
後継者に足りていないスキルを
洗いだし、
そのスキルを
どのように獲得して
学習してもらうのかを
きちんと計画します。
成長には
知らない
↓
知っている
↓
やってみる
↓
わかる
↓
できる
↓
している
という6ステップの
階段を順番に上がってもらう
必要があります。
この階段を具体的に
あらかじめ設計する
必要があるのです。
この方法でやろうとすると
時間がかかります。
なぜならば、
人の成長には時間がかかるからです。
ですから、
実は後継者の育成を万全にしてから
引き継ぐという方法は、
かなり時間がかかります。
大手企業の場合、
それを入社の時から
計画して育成していくわけです。
20年30年かかって
経営者を育てています。
後継者の育成というのは
早くやり始めないと
タイムオーバーとなります。
もう1つの方法は
覚悟を決めて手放す方法です。
この場合、
その後継者を信頼できるかどうか
がポイントです。
これは、信用ではなく信頼です。
信用というのは、
英語でクレジット、
つまり、
過去の実績に基づくものを意味します。
一方、信頼というのは、
過去の実績からは
できるかどうか分からないけど
任せることを意味します。
例えば、私が開業間もないころ、
私に仕事をくださった方は
信頼してくださったのだと思います。
私の何かを見て、
信頼に値すると思ってくださったから、
やれるかどうかは分からないけど、
任せてみようと思ってくださったのだと思います。
過去の経験や実績がなければ
頼まないというのは、
信用していないということです。
この信用と信頼の違いが伝わりますかね?
つまり、
社長が後継者に任せられない
と思っているということは、
信頼もしていないし、
信用もしていない、
ということです。
信用できる人にしか
任せられないと思っていると
手放すことができません。
後継者を信用ではなく、
信頼する。
これが出来れば手放せます。
もうこの問題は
経営者の心の問題となります。
どこで手放す覚悟を決めて、
後継者を信頼して任せるのか、
是非とも考えてみてください。
それではまた明日~
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