毎日ブログ生活2467日目
昨日はあるコミュニティで
ビジョンづくりのワークを行いました。
ビジョンの言語化は、
経営理念づくりの中でも
言語化が簡単ではないものですので、
いろいろ試してコンサルに
とり入れようと思っています。
閑話休題
昨日のブログで
通知表の話をしました。
この話を妻としたときに、
今では生徒が先生の
通知表をつけるという話が
あるらしいよ
ということを教えてくれました。
俗にいう360度評価というものですね。
通常の評価は上司が部下を評価します。
360度評価はそうではなく、
上司→部下だけではなく、
部下→上司だったり、
同僚→同僚だったり、
ある人を周りの皆んなで評価しよう
という考え方です。
で、実は、360度評価を
人事評価に使おうとすると
うまくいきません。
なぜなら、自分も
人事評価されると思うと
本音で書けなくなるからです。
自分が他人にマイナスの評価をする
ということは、
自分もマイナスの評価をされる可能性がある
ということになります。
自分へのマイナスを書かれたくない
という気持ちから、
自分もマイナスを書くのをやめよう
ということになります。
ですから、360度評価というのは、
人事評価では使ってはいけない
ということになります。
では、360度評価には
意味がないのかというと
そんなことはありません。
360度評価を
人事評価に使わない
つまり、賃金には反映しない
と宣言して行うと
360度評価が使える制度になります。
人事評価に使わない
賃金に反映しない
となったら、
何のためにやるのか
と思うでしょう。
ずばり、360度評価は
その人の成長目標を決めるために
行うと非常に効果が出ます。
360度評価により
その人の良いところ
改善が必要なところが
如実に出ます。
360度評価の結果を基に、
上司と部下で話し合いながら
次の成長目標を決めていきます。
このようにすると
360度評価が意味あるものになります。
ですから、
厳密にいうと「評価」ではなく
「診断」あるいは「フィードバック」です。
360度診断、
360度フィードバック
という表現にした方が、
より実態に近い表現になります。
実は、
人事等級制度も、
人事評価制度も、
賃金制度も、
本質的には教育のために
存在します。
決して賃金に差をつけることが
目的ではありません。
等級制度というのは、
会社として従業員に
このように育ってほしい
というロードマップです。
評価制度も、
成長目標に対してどのぐらい
離れているのかを
フィードバックするためのものです。
賃金制度は、
頑張ったら頑張りに応じて分配します
だから頑張って成長して
仕事に貢献できるようになりましょう
というメッセージです。
会社の達成したい目的、
ミッション、ビジョンを
達成するために
戦略があります。
戦略を実行するために
組織が必要です。
組織を動かすために
人が必要で、
人を成長させるための
仕組が人事なのです。
あなたの会社にある
ヒトに関する制度を、
「教育のために機能しているか」
という観点で検証してみては
いかがでしょうか。
ちなみに、
岩田事務所では
360度診断のシステムを
代理店として販売しています。
私が代理店を行っている
ソコアゲ診断
という組織診断があります。
ソコアゲ診断のオプションとして
この度360度診断の機能が追加されました。
もし、
社員の成長目標をきちんと立てたい
という経営者がいらっしゃいましたら、
ご相談に乗っています。
下記問い合わせフォームから
「360度診断(教育目標)について相談したい」
と明記の上、ご連絡ください。
それではまた明日~
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