毎日ブログ生活2461日目
昨日は朝から夜までいろいろ
予定が入っており、
夜の最後の予定が終わるころに
妻から
ブログまだじゃない?
と言われて慌てて書きました。
妻の一言が無かったら
毎日ブログが途切れているところでした^^;
感謝しかありません^^
閑話休題
私が行っているコンサルの領域は
大きく分けると
・経営者が納得できる経営判断のサポート
・従業員がイキイキ働き成果が上がり続ける組織作りの支援
の2つになります。
このうち、
後者の支援をしようとすると
どうしても「人」に関する
知見が必要となります。
つまり、心理学です。
人が物事を認知したり
認知情報から判断したり
することを研究しているのが
認知心理学
という分野になります。
この認知心理学を
経済学に応用すると
行動経済学
という学問になります。
今日は行動経済学の
前提となる認知心理学の
話です。
人間が判断するとき、
ほぼ何も考えずに
自動的に行うシステム1と
きちんと頭を使って
考えるシステム2に分かれます。
俗に「早い思考」と「遅い思考」
と呼ばれるものです。
例えば、
2×3
という問題には
我々は6という回答を
ごく自然に行えます。
この時、脳はほとんど動かずに
答えを出しています。
こういう思考をシステム1と言います。
しかし、
17×24
といった問題を解こうとすると、
暗算ではちょっとやりにくいと思います。
ですからきちんと頭を働かせて
考えないと計算できません。
こうした思考をシステム2と呼びます。
ただ、初めから
2×3をシステム1で
解答できたわけではありません。
小学校2年生の時に
九九を暗記することによって
システム2ではなく、
システム1でできるように
訓練してきたということです。
この、システム2で行っていたことが
システム1で行えるようになるのが
成長の6ステップで言うところの
できる→している
というレベルです。
何事も訓練です。
例えば、まったくの
素人の新人を雇ったとします。
まったく知識がないわけです。
先輩から教えられて
仕事をします。
教えてもらったので
知っている状態にはなります。
しかし、一度教えてもらった
だけでは忘れてしまいます。
繰り返し行うことによって
習得していきます。
そして、慣れてくると
意識しなくても
仕事ができるようになります。
システム2で行っていた仕事を
システム1でできるようになると、
システム2のキャパが空きます。
そうすると新たな仕事を
空いたシステム2で行うことができるので
次の技術を習得することが
できます。
こうして、訓練によって
無意識にできることを
増やすことによって、
新たな技術を習得するための
キャパを空けることができます。
1つずつシステム1で
やれることを
増やしていくと、
従業員を成長させることができます。
システム1、システム2
を意識して指導することは
簡単ではありませんが、
少なくとも上記の6ステップを
意識して育成できるといいですね。
岩田事務所では
6ステップをどのように登らせて
システム1でやれることを
増やしていくのかを
社長と一緒に設計して
実行していくことを支援しています。
それではまた明日~
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