
毎日ブログ生活2379日目
ここのところ予定が立て込んでいて
あまりゆっくり休めていません。
こうして予定が詰まっていると
休息も大切だなと感じます。
閑話休題
和装をするのが
当たり前のような
ある古い業界の話です。
この業界では
トップの夫婦が
切り盛りするのが
当たり前の世界です。
こちらの団体も
御多分に漏れず
ご主人がトップで
奥様が切り盛りしています。
古い世界にありがちな話ですが、
部下に厳しく接し、
相手を自分の手足のように使います。
この奥様がかなり厳しい人で、
仕事もきっちりしており、
他人のミスが許せない人のようです。
そして、部下のミスを見て
他人に任せられないとなり
その仕事を取り上げて
自分がやってしまいます。
どこの会社にでもありがちな
典型的ないわゆる
トップダウン型の組織です。
話が少し変わりますが、
ティール組織という考え方があります。
組織にも発達の段階があり
レッド→アンバー→オレンジ→グリーン→ティール
の順番に発達する
ということです。
トップダウン型の経営と言うのは
レッドまたはアンバー型の経営です。
その昔、戦争で勝つには
将軍(または軍師)の戦略が
非常に重要でした。
戦い方(答え)を知っている人が戦い方を考えて、
兵士(部下)はその指示に従います。
この指示に従わなければ
死ぬ確率が高まります。
ですから、上司の命令は絶対でした。
この考え方がアンバー型です。
前述の古い業界もそうですし、
銀行なんかが典型的なアンバー型です。
ところが、
現在はトップにも答えが分からない
多様な価値観を持つ時代になりました。
こうした現代では
アンバー型の組織には限界がある
と言われています。
アンバー型の組織の
見方を少し変えてみましょう。
私がいつもブログで書いている
人材力×組織力×関係力
の観点で見てみます。
完全に余談ですが、
この理論をSSR理論
Strength(強み)
Structure(構造)
Relation(関係)
と呼ぶことに決まったそうです。
将軍がトップであった
アンバー型の組織の場合、
まずは将軍の人材力が突出しています。
将軍の人材力に勝敗が左右されます。
そして、将軍の思うとおりに
兵隊を動かすために
ルールが決まっており、
統率が取れます。
これが組織力です。
関係力に関しては
将軍の有能さや
将軍の人格に対して
兵士が信頼しているかどうかが
重要です。
この信頼関係がなければ、
命を賭して必死に
戦うことはできないからです。
ところが、
前出の古い業界団体は
上司の恐怖によって
部下をコントロールしようとしています。
こうした組織をレッドと言います。
ギャング型の組織ですね。
恐怖でコントロールするので
そこには信頼関係(関係力)がありません。
これがレッドと
アンバーの違いでしょうか。
レッド型の組織の根底には
「他人を信じられない」
というメンタルモデル
(価値観・固定観念)があります。
こうしたレッド型の組織からは
人が離れていきます。
そこには信頼がないからです。
人をコントロールできると考えているのは
人を機械と同じように考えている
ということです。
これを「マシーンの発想」といいます。
マシーンの発想だと、
自分のコピーを作ればいい
と考えます。
しかし、そもそも
人材力(強み弱み)が違うので、
コピーを作るなんて
できるわけがないのです。
そんなものは幻想です。
そうではなく、
自分との違いを活かす
という発想で組織を作れば、
それはグリーンや
ティールのような組織に
近づいていきます。
グリーンやティールのような組織では
人と人の違い、強み弱みの違いを尊重する
組織文化・価値観が生まれます。
すると、自然とトップダウンではなく
フラットな組織が出来上がっていきます。
こうした組織が
今の時代に生き残れる組織だと
私は感じています。
人と人の違いを認め、
強みを活かして
弱みを無効化できるような
グリーン・ティール型の
組織を目指していきましょう。
それではまた明日~
ブログランキングに参加しています☆
是非↓を2つクリックご協力お願いします!
いつもクリックありがとうございますm(_ _)m
クリックの応援を励みにこれからもがんばります。
事例を紹介する場合は、わかりやすさを優先し、また営業秘密の漏洩を 防止する観点からも、内容に一部改変を 加えている場合があります。
同様に、分かり易さを優先するために、 あえて正確な法律用語を用いていない場合があります。
職業 | お金と人事のコンサルティング |
---|---|
住所 | 〒482-0036 愛知県岩倉市西市町無量寺58-1 |
営業時間 | 平日9:00~18:00 |
ホームページ | iwata-office.jp |