毎日ブログ生活2323日目
今日は
第8回岩田事務所
アナログゲーム会です。
10時~17時過ぎまで
岩田事務所
(愛知県岩倉市西市町無量寺58-1)
でゲーム会やっています。
出入り自由ですので、
もしよかったらお立ち寄りください^^
閑話休題
先日、ある経営者の方から、
海外の雇用事情に関して
お伺いする機会がありました。
海外では、
コミュニケーションができる人材が
管理職として採用されています。
部下をしっかりと
マネジメントするためには
コミュニケーション能力が
欠かせないということです。
何度もお伝えしている通り
海外の雇用はジョブ型が基本です。
職務や勤務地を限定しての
雇用となります。
ですから、
そういう人たちを
マネジメントするために
質の高い
コミュニケーション能力が
求められます。
海外では
コミュニケーション能力がない人は
マネージャー層へ昇進することは
できません。
一方、
そういうマネージャーに
管理される一般層は、
「イェッサー!ボス!」
という世界だそうです。
どういうことかと言うと、
ボス(この場合マネージャー)に
逆らったらあっという間にクビだそうです。
マネージャーには
それだけの権限があります。
ですから、
一般職は一般職で
契約の範囲内で
全力を尽くそうとします。
彼らは
契約の範囲外の仕事は
やりませんが、
契約の範囲内の仕事は
その道のプロフェッショナル
としての役割を果たします。
この、適度な緊張感が
職場の生産性を挙げています。
翻って日本を見ると、
解雇規制が厳しすぎるせいで
一度正社員になると
よほどのことがない限り
首を切られる心配はありません。
ですから、
安穏としてしまう人が多いと
私は感じています。
これが、日本の国力を
損なっている
大きな構造的な欠陥だ
と私は思っています。
とはいえ、
そんな中でも
企業は成果を
上げなければなりません。
そのために、
海外から学べることは
管理職に必要な能力です。
上記の話からも、
部下をマネジメントして
成果を上げられる
コミュニケーション能力が
求められます。
いくらプレーヤーとして
実績を出している人でも、
部下とコミュニケーション
できるかどうかは別の問題です。
つまり、
プレーヤーとして必要な能力と
マネージャーとして必要な能力は
全く別である
ということです。
よくありがちな昇進のさせ方として、
とか
といった、
年功型の昇進や、
プレーヤーとしての
実績を買われた昇進
があります。
しかし、
このような昇進のさせ方では
マネジメントはうまくいかない
ということです。
プレーヤーと
マネージャーの役割は
全く違います。
マネージャーの役割は
部下を教育し、
部下に成果を上げさせ、
チームの成果を出すこと
です。
マネージャーの本来の役割は
プレーヤーが実力を発揮できるための
環境作りであり、支援職なのです。
支援するために、
教育だったり
コミュニケーションだったり
が管理職層には必要になるのです。
よく思い描く組織図だと
経営層ー管理職層ー一般層
というピラミッド型を
想像すると思います。
しかし、本当に
思い描くべき組織図は、
一般職と管理職と経営層が
フラットな状態か、
経営層を底辺とした
逆ピラミッド型
なのです。
今日の教訓は、
プレーヤーとして実績を出している人が
必ずしもマネージャーをやれるわけではない
ということですね。
このプレーヤーと
マネージャーの違いが
分からずに
何となく
プレーヤーの延長として
管理職に登用している会社は
マネジメントが
うまくいっていないと感じています。
マネージャーに昇進させるためには
マネージャーとして必要な能力を
プレーヤーとしての能力とは別に
開発していく必要があるのです。
それではまた明日~
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