毎日ブログ生活1404日目
ドラフト会議、
与田監督強い!
閑話休題
ある経営者団体の
交流会に参加してきました。
そこで、会員の方が
という講演をされました。
で、その内容に
と思ったことがあります。
それは
というものです。
あなたは2年半で売上2倍と
聞いてどんな印象を持ちますか?
と思った方は要注意です。
なぜなら、
売上が2倍でも
利益が2倍とは限らない
からです。
お金のブロックパズル図で
見てみましょう。
売上
100 |
変動費
20 |
||
粗利
80 |
固定費
70 |
人件費
40 |
|
その他
経費 30 |
|||
利益
10 |
今回のケースでは、
・主な商売はある分野のコンサルタント
・2年半で売上2倍
・人数変わらず(入れ替わりはあり)
ということでした。
コンサルタント業
ということは、
売上=ほぼ粗利です。
粗利率が100%と言っても
よいかもしれません。
今回は低く見積もって
上記の
ブロックパズル図同様
粗利率を80%と設定します。
売上2倍だと
粗利率が一定だとすると
変動費も粗利額も2倍です。
売上
100 ↓ 200 |
変動費
20 ↓ 40 |
||
粗利
80 ↓ 160 |
固定費
70 |
人件費
40 |
|
その他
経費 30 |
|||
利益
10 |
この時、
人数は増えていない
ということです。
仮に人件費も
その他の経費も
変わらなかったとしたら、
利益は110になり、
なんと11倍です!!
しかし、現実的に
そんなことはあり得ません。
売上を伸ばすための
広告宣伝費(戦略費)も
必要ですし、
優秀な人材に
入れ替えたのであれば、
採用コストもかかっていますし、
人件費も上がっているはずです。
これだけの売上をさばくために
外注を使うようになって
粗利率が落ちている
かもしれません。
現実的な問題を考えていくと、
単純に売上が2倍と言っても、
それが本当に儲かっているか
どうかは分からないのです。
赤字か黒字かというのは、
粗利額と固定費の金額で
決まります。
粗利額>固定費なら黒字ですし、
粗利額<固定費なら赤字です。
黒字か赤字かに
売上額は関係ないのです。
そして、もっと大事なことがあります。
それは
ということです。
そもそもなんで売上を
2倍にしたかったのでしょうか?
と考えているなら注意信号です。
本来であれば、
やりたいことを
達成するためにお金が必要
です。
です。
私も以前はそこを
履き違えていました。
サラリーマン時代、
お金を貯めること自体が
目的になっていました。
お金は本来、自分のやりたいこと、
なりたい姿を達成するための
道具にしか過ぎません。
ですから、
売上額を追うより、
自分はどうしたいのか、
会社をどうしたいのか、
ビジョンが大切
なのです。
ビジョン達成に売上2倍が
必要ならチャレンジすればよいと
思います。
ビジョン達成のために
そこまで商売を
広げる必要がないのに
なんとなく売上額だけを
求めているのであれば
要注意です。
あなたのビジョンは何ですか?
それではまた明日~
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