毎日ブログ生活2243日目
昨日はアメリカに住んでいる
コンサル仲間とZOOMで
情報交換しました。
便利な時代になったものです。
閑話休題
昨夜はチームビルディングの勉強会でした。
今回のテーマは「MQ会計」でした。
MQ会計というのは
あまり聞きなれないかもしれませんが、
経営者の肌感覚に近い会計で、
経営するならこの会計の考え方は
マストだと私は思っています。
MQ会計では、
販売数量Qが登場するところが
一般の会計とは決定的に違います。
会計の要素を
販売1個当たりの単価P
販売数量Q
1個当たりの仕入単価V
販売1個当たりの粗利M
固定費F
利益G
と表現すると、
1個当たりの粗利=P-V
売上=P×Q=PQ
変動費=V×Q=VQ
粗利=(PーV)×Q=PQーVQ=M×Q=MQ
と表現できます。
すると、G利益が出るかどうかは
MQ粗利総額とF固定費を比べて
どちらが多いかで決定される
と解することができます。
そして、この要素法で考えると、
利益Gを増やすためにやれる方向性は
たったの4つです。
1.P=販売単価を上げる
2.V=仕入単価を下げる
3.Q=販売数量を上げる
4.F=固定費を下げる
この4つの組み合わせでしか
利益を増やすことはできません。
詳しくは前述の本をご覧ください。
さて、今日の話はここからが本題です。
利益を増やすための方向性が
4つしかないとすると、
これらを行っていくことが重要なのですが、
現実にはできないこともあります。
例えば、医療介護保育福祉などの世界は、
公定価格で金額が決められています。
ですから、P販売単価を変えることは
基本的にできません。
また、例えば施設系の介護事業だと、
建物のキャパにより、
Q販売数量にも限界があります。
このようにして、
G利益を増やすために
4つの方向性があるけれども
現実には制約がある
ということが非常に多く存在します。
この、制約条件を突き止める考え方が
TOCだったりシステム思考だったりします。
そして、仮に制約条件が分かったとしても、
実際に実行するには現場の力が必要です。
ですから、
MQ会計でビジネスモデルの
現状を把握し、
TOC、システム思考で
何を変えれば利益が上がるのかを考え、
チームビルディングで
戦略を実行できる体制を作る
ということが、
コンサルティングの全体像になる
ということでした。
今まで自分が目指してきたもの
勉強してきたことが
間違っていなかったのだと
実感できる瞬間でした。
それではまた明日~
ブログランキングに参加しています☆
是非↓を2つクリックご協力お願いします!
いつもクリックありがとうございますm(_ _)m
クリックの応援を励みにこれからもがんばります。
事例を紹介する場合は、わかりやすさを優先し、また営業秘密の漏洩を 防止する観点からも、内容に一部改変を 加えている場合があります。
同様に、分かり易さを優先するために、 あえて正確な法律用語を用いていない場合があります。
職業 | お金と人事のコンサルティング |
---|---|
住所 | 〒482-0036 愛知県岩倉市西市町無量寺58-1 |
営業時間 | 平日9:00~18:00 |
ホームページ | iwata-office.jp |