
毎日ブログ生活2100日目
今日は節目の2100日目です。
もう今後は100日単位で
自分を奮い立たせるしかないかなと
思っています。
閑話休題
先週、
雇用保険料率引上げ
のニュースが入ってきました。
私からすれば
当然のことなのですが、
経営者側も
労働者側も
反発しているようです。
現在の雇用保険料率はだいたい
本人負担が1000分の3、
会社負担が1000分の9です。
(業種によって
多少異なりますが
今回は割愛。)
この数字って実は、
本来法律で定められていた
料率の下限より低いんです。
なぜ下限より低い料率
だったのでしょうか。
コロナ前の
7~8年は人手不足で
基本的に職に困りませんでした。
ですから、雇用保険が使われず、
積立金が非常に多く残っていました。
本来であれば、
保険と言う制度は
今回のコロナのような
悪いことが起こった時のために
みんなで備えておく制度です。
ですから、
雇用情勢が良かったとしても、
いざと言う時のために
お金を貯め続ける必要がありました。
ところが、
経営者も労働者も
お金が余っているなら
料率を下げろとか、
会計検査院がお金貯めすぎとか、
いろんな横やりが入りました。
ですから、
法律に定められている
下限を下回る料率を
特例で適用していました。
今回の雇用保険料率の引上げは、
この特例措置を元に戻して
正常運転しよう話です。
この7~8年、
経営者も労働者も
料率の引き下げという形で
すでに恩恵を受けてきたわけです。
保険なのに料率を引き下げて
貯めておかなかった政府も悪いですし、
そうした圧力を高めた
経営者側も労働者側も
会計検査院も全員悪い。
今回の事態は、
保険を保険として
機能させようとしなかった
全員の責任です。
本来はこういう時のために
あるはずの積立金がない。
まさに悲劇でしかありません。
これを他山の石として
会社にも万が一の場合に
必要なお金をプールしていきましょう。
もう1つ余談を言っておくと、
おそらくコロナが落ち着いてから
1~3年の間に、
雇用調整助成金の返還請求の
嵐が吹き荒れると思います。
雇用調整助成金が
簡単にもらえると
思っていたら甘いです。
その場では
書類が整っていれば
お金が出ますが、
ちゃんと要件を満たしていたのか、
後になってから調査が入ります。
きっと要件不備で
返還請求されるケースが
かなり多いと私は踏んでいます。
これも良く分からずに
やっている人の自業自得なので
仕方ないですよね。
それではまた明日~
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