
毎日ブログ生活2003日目
仕事に手が
回っていません・・・
ちょっと厳しいです・・・
閑話休題
昨日のブログで
管理職に2つの武器を
与えようという話をしました。
1.部下とのコミュニケーション
2.労務管理の知識
今日は
1.部下とのコミュニケーション
とりわけ、仕事があまりできない
部下へどのように対処するのか
をお伝えします。
コミュニケーションは技術
ですので、身に着ければ
誰でもできるようになります。
(もちろん訓練は必要です)
まず、前提として、
事実と解釈をきちんと
分けて整理する技術
が必要です。
マッキンゼーのノート3分割法
で知られている方法です。
ノートを縦に3列に区切って、
左から順番に
・事実(雲)
・解釈(雨)
・行動(傘)
を書くというノート法です。
雲を見て(事実)
雨が降ると思ったので(解釈)
傘を持って出かけた(行動)
と、3分割に区切って
ノートするのです。
事実と解釈をきちんと区分けできる
ということが非常に重要です。
事実
部下が仕事で○○という問題を起こした。
解釈
部下には知識が足りていないと思った。
度重なっているのでいい加減にしろと思った。
行動
部下に知識を習得するように言った。
ですから、
まずは事実と解釈をきちんと
分けてとらえる訓練が必要です。
これも技術ですから
訓練すれば誰にでも
身に着けられます。
そして、部下への指導の際には
事実ベースで話をします。
例えば、
今朝、(いつ)
会社に出社すると(どこで)
部下が(だれが)
挨拶をしなかった(どうした)
とします。
ここまでは事実です。
挨拶をしないことが
いけないことだと思った
のは解釈です。
挨拶をしないのはいけないことだ
というのは上司の価値観です。
ひょっとすると部下は
挨拶はしなくてもよいもの
という価値観を
持っているかもしれません。
上司の価値観を一方的に
押し付けようとすると
上司部下のコミュニケーションは
うまくいきません。
なぜなら、人は相手の価値観を
押し付けられたくないからです。
人は誰しもが変えられたくない
と思っています。
他人から変えられよう
とすることには抵抗します。
ですから、
相手に伝えるのはまず事実
です。
いつ、どこで、だれが、
何を、どうしたか、
などの5w2hを意識しながら、
まずは問題と思われる
事実を相手に伝えます。
どんなシチュエーションだったのかを
事実ベースで伝えます。
事実ベースで話すためには
いつ、どこで、などの
具体的に特定できる事実が必要です。
その際に、その事実を
本人がどう解釈しているのか
を聞きます。
○○ってことがあったけど、
それに関してあなたはどう思っていますか?
という感じです。
まずいったん相手の解釈(≒価値観)を聞きましょう。
その後、
この事案について、
私は○○だと思いました。
と自分の解釈(≒意見、価値観)
を伝えます。
この時の伝え方は必ず
と言う構文を使います。
客観的事実は断定してもいいですが、
主観的事実(解釈)を伝えるときは
注意が必要です。
Youメッセージ、
Iメッセージとして
区分けされています。
というのは客観的事実です。
この場合の主語は「あなたは」で大丈夫です。
これに対して
という言い回しはどうでしょう?
反感を買いますよね(笑)
この場合、
と伝えます。
「あなたが太っている」と
私が感じていることは
紛れもない事実です。
ですから、主観的事実(私の解釈)を
伝えるときには必ず主語は「私は」なのです。
この伝え方って、
知識として知っていて、
多少訓練すればできますよね。
つまり、コミュニケーション
は技術なのです。
まずは事実と解釈を分けてとらえて
きちんと事実ベースをつかむこと、
そして、Youメッセージと
Iメッセージを使い分けること、
これが、部下育成の
コミュニケーションのスキルです。
それではまた明日~
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