毎日ブログ生活1998日目
昨日はリアルで人と会う
予定がなかったので、
ランチにニンニクを食べました。
そうしたら、次々と
飛び込みの来客が(笑)
臭くてごめんなさい。
基本的に営業以外の
来客はウェルカムです^^
閑話休題
2021年6月2日水曜日
中日新聞朝刊中部経済面に
「愛知銀行 年功序列廃止」
の記事が載っていました。
これに関連して
昨日は日本の賃金制度の歴史を
見てみました。
で、今までは
職能給が中心で、
その流れから未だに
逃れられていない
会社が多いです。
なんとなく毎年昇給するのが
当たり前だという感覚が
未だにあるのだと思います。
しかし、今は人口減少時代で、
かつ、グローバル化が進んでいます。
昔と同じように右肩上がり
にはならない時代です。
今後は仕事内容によって
賃金を決めないと
日本はやっていけません。
愛知銀行で導入が決まった
ジョブ型(職務給)です。
ジョブ型には役割給型と
職務給型があります。
どちらも会社の中での
仕事の機能・役割に注目して
賃金を支払うという考え方が
共通しています。
職能給は人(の能力)に対して、
ジョブ型は仕事(による貢献度)に対して
賃金を払うという制度です。
ジョブ型の場合、
例えその人が
能力を持っていたとしても、
その能力を実際に生かして
仕事で貢献しない限り、
給料が増えることはありません。
これまで日本でなじんできた
年功序列・職能給とは
まったく違う考え方です。
海外ではジョブ型が主流です。
ヨーロッパでは職域別に
労働組合があります。
例えば、美容師の仕事を
している人には
美容師の労働組合が
労使交渉によって決めた
最低賃金を払わないと
違法になります。
選択した仕事によって
給料が保障されているのです。
そして、日本と海外の
最大の違いは人材登用の仕組みです。
海外の場合、
例えば課長職に欠員が出て
補充しようとした場合、
基本的には社外から
採用します。
社内での昇進というのは
あまりありません。
もし海外で、
例えば係長クラスの人が
課長クラスのポストに
就こうとした場合は、
オフの時間に自分自身で
課長になるために必要な
教育訓練を受けて、
課長ポストが空いている
会社に課長として転職する
というのが主流なのです。
ですから、
自ら教育訓練を受けない人は
ずっと一般職であり、
一般職での給料しかもらえません。
会社はあくまでも労働して
その対価である賃金を得る場所です。
職業訓練は自己責任で受けて、
昇進するかしないかの選択も
自ら決めるのが
世界的な標準なのです。
高度経済成長のときのような
人口ボーナスを得ることは
二度とありません。
日本も今後は仕事に応じて
給料を払うという形が
一般的になっていきます。
というか、
そうしないと
もう日本の企業は
やっていけません。
ただ、日本の労働慣行からすると、
始めの数年間は職能給で、
その後はジョブ型というのが
現実的な解かなと私は思っています。
それではまた明日~
ブログランキングに参加しています☆
是非↓を2つクリックご協力お願いします!
いつもクリックありがとうございますm(_ _)m
クリックの応援を励みにこれからもがんばります。
事例を紹介する場合は、わかりやすさを優先し、また営業秘密の漏洩を 防止する観点からも、内容に一部改変を 加えている場合があります。
同様に、分かり易さを優先するために、 あえて正確な法律用語を用いていない場合があります。
職業 | お金と人事のコンサルティング |
---|---|
住所 | 〒482-0036 愛知県岩倉市西市町無量寺58-1 |
営業時間 | 平日9:00~18:00 |
ホームページ | iwata-office.jp |