
毎日ブログ生活1985日目
昨日の夜から今朝は
ものすごい雨でした。
近所では災害も起きていない
ようでしたので一安心です。
閑話休題
今朝、コンサル仲間の
税理士・橋本さんが、
設立70年の会社の清算をした
という話をフェイスブックに
上げていました。
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1848903565270728&id=100004533071369
その記事からは
よい法人人生であったことが
うかがわれます。
人に一生があるように、
法人にも一生があります。
世界最古の会社と言われている
金剛組は飛鳥時代から続いているそうですが、
通常の場合、会社の命は
長くてもせいぜい100年です。
三井で400年
三菱・トヨタで150年です。
会社が生まれるとき(入口)は
法務局で登記して誕生します。
会社の出口は
大きく分けると5つあります。
1.上場
2.M&A
3.事業承継
4.清算
5.倒産
上場はそのまま上場ですね。
上場すれば、
株式を売買しやすくなりますので、
売ってしまえばおしまいになります。
倒産は、望ましくない結果ですね。
キャッシュがなくなり、
支払ができなくなった瞬間に
倒産して終了です。
事業承継は主に家族
または社内の人に承継する方法です。
日本は家業という言葉があるように、
事業承継を目指す人が多いです。
M&Aは会社を売却することです。
清算は、まだ余力のあるうちに
手じまいをし、
残った財産を分けることになります。
ほとんどの中小企業が目指すのは
事業承継かM&Aです。
清算できるならM&Aで売った方が
結果的に手残りが多くなる可能性が高いです。
しかし、冒頭の会社は清算を選びました。
その会社がなぜ清算を選んだのか
私には分かりません。
しかし、あえてM&Aではなく
清算を選んだのには
きっと何か訳があるのだ
と私は思います。
会社の出口をどのように
設計するかによって、
その前段階での戦略が変わります。
M&A(清算含む)を目指すなら、
高く売るために儲けを出して
会社の価値を高めた方がいいですし、
事業承継を目指すなら、
承継コストを下げるために
会社の価値を低くした方がいいわけです。
目指す出口によって
真逆の戦略が必要です。
どちらになるのか
分からないとしても、
ある程度の思惑をもって
戦略的に進めていけるといいですね。
それではまた明日~
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