お金と人事のコンサルティング岩田事務所
〜会社の成長と社員の幸せの両立〜

従業員にコロナ禍での旅行を思いとどまってもらうには?

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毎日ブログ生活1828日目

 

 

 

今日から毎日ブログ

6年目に突入です。

 

 

 

まずは2000日目指して

頑張ります。

 

 

 

しかし、おそらく

ブログセミナー同期で

あの時からまだ続いているのは

きっと私だけだろうなぁ。

 

 

 


 

 

 

閑話休題

 

 

 

GoToトラベル中止になりますね。

 

 

 

中止は妥当だと私は思います。

 

 

 

一番ストレスを抱えているであろう

医療関係者や介護関係者が事実上制度を使えず、

かつ、GoToのせいでコロナが拡散しているということで、

医療介護関係者の不満が高いと聞いています。

 

 

 

さて、そんな中、

ある介護系の経営者から

相談を受けました。

 

 

 

 

 

職員が旅行に行くって

言っているんだけれども

(コロナ感染が怖いので)

止める方法はないか。

 

ほかの従業員も不安に思っている。

 

 

というものでした。

 

 

 

 

んー正直、オフの時間は

会社として介入しづらいです。

 

 

 

全くできないわけではないですが、

基本的にはできないと思っておいた方がよいです。

 

 

 

旅行に行ったからと言って

即座にコロナになるわけではないですからね。

 

 

 

私もつい先日旅行に行きましたしね^^;

 

 

 

しいて言うなら

他の従業員に対する安全配慮義務だったり、

利用者に対する安全配慮を持ち出すのでしょうが、

これをやると従業員側には不満しか残りません。

 

 

 

 

ではどうするのか。

 

 

 

 

まず、会社として

仕組みでカバーできる部分

を考えてみましょう。

 

 

 

 

まずは旅行から帰ってきた後の

出勤前に会社の経費で

検査を受けてもらう方法です。

 

 

 

 

少なくとも陰性ならば

多少の安心はできると思います。

 

 

 

 

あるいは、旅行後の

しばらくの間出勤停止するか。

 

 

 

 

こんなところでしょうか。

 

 

 

 

でも、検査はともかく

出勤停止はあまり現実的ではありません。

 

 

 

 

ではどうするのか。

 

 

 

 

このケースで私が推奨するのは

価値観対話です。

 

 

 

 

例えばこんな感じです。

 

 

 

 

○○さん、ちょっといいかな。

 

実は私はあなたが旅行に行くことを不安に思ってます。

 

なぜならば・・・という理由でそう思っています。

 

実は、ほかのスタッフからも不安だということが

挙がってきています。

 

だから今回あえて伝えさせてもらいました。

 

今の話を聞いて、今回の旅行の件に関して

あなたはどう思っていますか?

 

 

 

 

 

 

まず、この表現だと

旅行に行くこと自体を

否定していません。

 

 

 

 

私は~と思っている。

という表現(Iメッセージ)だと、

私が~と思っていること自体は事実なので

相手は否定のしようがありません。

 

 

 

そして、「なぜならば・・・」の部分で

そう考える理由や背景を説明しています。

 

 

 

さらに、

「ほかのスタッフからも不安の声がある」

というのも事実です。

 

 

 

ですから、この部分に関しても

相手は否定のしようがありません。

 

 

 

最後に、

あなたはどう思う?

という問いを立てることによって、

相手の考え、そしてそう考える理由や背景を

聞こうとしています。

 

 

 

 

ちなみに、問いの前の前振りで

相手に考える着眼点を提示しています。

 

 

 

 

こういう考え方もあるけれど、

あなたはどう思う?

 

 

という問いです。

 

 

 

こうした問いを繰り返すと、

自分の価値観と相手の価値観の違いが

明らかになってきます。

 

 

 

そして、最終的には

「お願い」という形で

旅行を見直すことを提案します。

 

 

 

例えばこうです。

 

 

 

 

 

今日はいろいろ話ができて

あなたの考え方も分かりました。

 

 

今日は時間を作ってくれてありがとう。

 

 

もし可能なら、今日の話も踏まえて、

旅行の計画を見直してくれると嬉しく思います。

 

 

もちろん、強制はできないので、

最終的にはあなたの判断を尊重します。

 

 

 

それでも、

もし旅行の計画を見直してくれたら

本当にありがたいし、

ほかのスタッフも喜ぶと思います。

 

 

 

少し考えてみてほしいです。

 

 

 

人は指示命令強制されたくありません。

 

 

 

ですから、あくまでもお願いになります。

 

 

 

 

指示命令強制はタテの関係になります。

 

 

 

そうではなく、あくまでも

ヨコの関係を意識する必要があります。

 

 

 

 

人間関係は

タテではなくヨコをベースにすると

非常に改善されていきます。

 

 

 

 

最終的には相手の判断になるので

いろいろ価値観対話をした上でも

それでも旅行に行くという選択をするのであれば、

 

結局将来的には価値観の相違で退職するのだと

私は思います。

 

 

 

 

それではまた明日~

 

 

 


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名前 岩田 健一
住まい 愛知県

Profile

会社の成長と社員の幸せの両方を大切にしたい社長に、 元信用金庫職員、元調剤薬局経理職のキャッシュフローコーチとして お金と人事のコンサルティングで 一流の誠実さを目指しながら
笑顔あふれるつながり作り、会社づくりに貢献する リレーションシップパートナーの岩田健一です。

お金と人事のコンサルティング 岩田事務所 所長

心理学科卒業、 元信用金庫職員、 前調剤薬局経理職の 社会保険労務士資格をもつ 「お金」と「人事」の 経営コンサルタント。

想いの言語化と 経営数字の見える化の コンサルティングを行なう。

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