毎日ブログ生活1740日目
ある商工会から
セミナーのリピートの
ご依頼いただきました^^
昨年のセミナーが
好評だったようで
何よりです。
閑話休題
以前、ある方から
という話を聞いて
心配していました。
昨日その方と久しぶりに話せたので
その後どうなったのかを尋ねました。
すると、
予定通り
辞めると言っていた
従業員は辞め、
辞めた従業員の半数にあたる
人材をなんとか確保できた。
従業員たちが
辞めた後しばらくは
業務量が多くて
大変だったが、
今となっては
本当によくなった。
ということでした。
正直、辞めると言って
出て行った従業員たちは
経営者側とそりが合ってない様子でした。
そりが合わない人が
出て行ったので
楽になったということでした。
この件で2つの話をしたいと思います。
1つは理念への共感の話、
もう1つはU理論の話です。
社員は
理念(社長の想い)への共感という軸と
能力という軸の二軸で分けると
4パターンに分類できます。
1.
理念への共感が高く
能力も高い社員、
2.
理念への共感が高いが
能力は低い社員、
3.
理念への共感が低く、
能力も低い社員、
4.
理念への共感が低いが
能力は高い社員
の4パターンです。
さて、この中で
一番やっかいなのは
どの社員でしょう。
実は、4の社員が一番やっかいです。
能力が高いけれども
社長と合わない社員こそ
会社にとって困る存在はありません。
1は幹部候補
2は育成対象
3はリストラ候補で
4は問題社員です。
今回の事例の会社の場合、
辞めた従業員のほとんどが
問題社員かリストラ候補の社員
だったようです。
つまり、経営側の想いに
共感できない人が
辞めていきました。
これは、
仕事の面では大変でしょうが、
精神的にはかなり楽になります。
やはり会社は社長の想いに
共感できる人だけで運営するのが
ベストです。
そしてもう1つ。
U理論の話です。
組織が変革する場合、
必ずUの谷をくぐることになります。
現在から理想へ
一直線に右肩上がりに
行くことはありません。
かならずUの谷をくぐって
初めて新しい世界を
迎え入れることができます。
この会社の経営層には
能力の高い従業員を手放して
本当に大丈夫だろうか
と不安や恐怖があったはずです。
この不安や恐怖は
Uの谷に落ちている証拠です。
Uの谷をくだるとき、
必ず不安や恐怖が訪れます。
しかし、その不安や恐怖に
打ち勝つ覚悟を持たなければ、
新しい世界を迎え入れることはできません。
プレセンシング(変革)の
直前にあるのは
です。
つまり、今回は
問題社員およびリストラ候補を
「手放した」ことによって、
会社に変革を起こすことができました。
この会社が歯を食いしばって
問題社員を手放した結果、
新たな世界を手にしました。
Uの谷をくだるとき、
必ず不安や恐怖がおとずれます。
と自分に言い聞かせて、
覚悟を持って決断し、
不安や恐怖に打ち勝って
谷をくぐりきりましょう^^
ちなみに余談ですが、
もし、問題社員を手放して
誰も社員が入ってこない、
あるいは入った社員が
すぐに辞めてしまう場合、
社長の想い
(メンタルモデル、価値観、固定観念)
のほうに問題がある
のかもしれません。
それではまた明日~
※今日の話は本人の許可を得て
ブログに書いています。
分かる人にはだれのことか
分かってしまうかもしれませんが
何卒ご了承ください。
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