毎日ブログ生活1629日目
今朝の新聞を読んでいたら、
と思う記事がありました。
このコロナのどさくさに紛れて
とんでもない法案が可決されていました。
ちょっと前から
審議入りしているという
噂は聞こえていましたが、
まさかこんなに早く
可決するとは・・・
しかも、かなり重大な法案なのに、
割かれている紙面が少ない・・・
さすがは中日新聞。
きっと日経新聞なら1面ものだわ。
憤りと怒りを感じます。
閑話休題
私が怒った記事の見出しは
です。
まずはかいつまんで
ざっくり内容を話します。
現在501人以上の会社は
週20時間以上で社保加入となっています。
その対象を
2022年10月からは
101人以上の会社に適用し、
2024年10月からは
51人以上の会社に適用する
というものです。
将来的には
週20時間以上
働いている人は全員
雇用保険だけではなく
社会保険
(健康保険、介護保険、厚生年金保険)
に強制加入になる
ということです。
ご存知の通り、
社会保険の保険料は労使折半です。
しかも、保険料は
めちゃめちゃ高い・・・
こんなことしたら
ますます企業は人を雇わなくなります。
目の前のお金の帳尻を
合わせることしか考えていない
小手先の対応です。
年金制度や
健康保険制度は
そもそももっと
根本的な大改革の必要に
せまられています。
氷山モデルでいうところの、
「できごとレベル」の対応で、
「本質的な構造」には手を付けていません。
このような少しでも
お金を集めようという姿勢は
根本問題を放置して
その責任を企業に
なすりつけているようにしか
感じられません。
また、なぜ国民は
増税にはめちゃめちゃ反応するのに、
社会保険料(本当は社会保険税と言いたい!)
に関してはあまり反応しないのでしょう。
実は、平成16年の小泉内閣の時に
「100年安心年金」という名目で
厚生年金保険料の大増額が行われました。
平成16年から平成29年にかけて
毎年厚生年金保険料の料率を上げていく
という法律でした。
平成16年当時、
私はまだ社会人2年目で、
その全容が分かっていませんでした。
年金制度が継続の危機にある
ということは知っていましたが、
平成16年の改革の内容は知りませんでした。
知ったのは、
社労士の勉強をしているときです。
平成16年に
マクロ経済スライドの導入と
保険料水準固定方式が導入されました。
この制度は、
もっと反対されても良い制度でした。
少なくともこれが税金だったら、
もっとやり玉に挙がっていたはずです。
想像してみてください。
今から法人税、所得税、消費税の
税率が、毎年1%ずつ13年間上がる
と言われたらどう思いますか?
こんな制度改革が
平成16年にはしれっと
法案通過しているんです。
当時は小泉内閣で
支持率も高かったので
通ったのだと思います。
今回も安倍政権の支持率の高さと
コロナのどさくさにより、
法案が可決通過してしまいました。
こうした政策には引き続き
注視していきたいと思います。
それではまた明日~
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